ソアラ使ってて起きた事
こんばんは、仮面です。
最近フレミでSDS(スーパードローソアラ)使ってました。
フレミで2戦やって1戦目は青、2戦目は紫と当たったのですが、両試合とも面白い事が起こりました。
- 青の試合
お相手は極力攻める試合展開をしていて、なんならアヤメも攻撃に参加させるほどでした。
ノアを手札でチラつかせられたので、こちらは突破やノアのオフも警戒しながら手札を整えソアラを狙っていました。
最後の6ターン目、お相手の場に素出しのエレノア、覚醒茶熊ノア、アヤメがいてタウンは全て起きているという状態。
結果的には盤面の猛攻をうまく受け切って私が勝ちました。その後お互いの手札を見せ合いながら反省会をしたところ、「場にいたエレノアの攻撃を私がキャラで防御していたら負けていた」という状態でした。
ちなみにこちらの山はその時の残りが9枚、お相手はタウンもフルで使えて、手札にノアがいるのも知っているしモンスターはあまり見えていないのでビーチタートルやチェスナイト、ひょっとしたらおばけタヌキの可能性も…なんて状況でエレノアを攻撃を山で受けるかって言われるとかなり勇気がいりますよね。
逆にお相手からしたら9枚は絶妙な数字です。
ターン開始時のドローでは6枚以下にならない為、ルカやヤンキー星タヌキといったドローカードやリアムやイサミといった自傷カードを使って調整しなければいけません。でも9枚はバレンタインルカを生かしてターンを返した場合、ほぼ確実にソアラが間に合います。じゃあ詰められるかと言えば楽には詰められません。ソアラもそれだけはさせまいと考えながらターンを渡していますし、なんなら場のバレンタインルカを処理されても間に合うようにしています。となると、お相手からしてもラストターンに見えてる可能性が高いのです。
このようにお互いにお相手の見えていない状態で、こちらは「このまま盤面処理されずにターンが返ってくる」or「エレノアがアタックしてきた場合、それはデッキで受け他の攻撃は一切通さない」。
お相手は「場のバレンタインルカを覚醒茶熊ノアで狙い撃ち、その覚醒茶熊ノアにLV 4の光の王アイリスをキャラチェンジしてターンを渡す」。
これがお互いのその時の場面での勝利条件でした。
上記の通りお互いに今、このターンが実質のラストターンでお互いにもう射程範囲内に入ってると思っているのでその状態でそこまで読み切って攻める側なのに攻めてはいけない、守る側なのに守ってはいけないという状況になっていて面白かったです。
- 紫の試合
この試合はなんと3ターンで負けてました(他にもプレイミスはしましたし、決着付いたのはその後ですが、主な敗因はこの3ターン目でした)。
何をしたかというと、お相手が2ターン目にテニスカレンを登場させSSを使わずにターンを終了した。これに対し、3ターン目に怪談パーティ会場が建設できたので2ターン目にリアムで落としてしまったグレイルジャガーを拾ってそのままテニスカレンに使って撤退させたのです(まさか、これが決定的なプレイミスになるとは…)。
普通の赤ならあまり問題ではなかったと思います。テニスカレンを放置しておいて、後でSSされるのも嫌ですし、ドローを1枚無駄に出来ますからね。「ソアラだったからプレイミスになった」のです。
・テニスカレンのSSを許したところでそのスキル自体はソアラを倒せるスキルではない
・3、4ターン目はソアラの最も重要なターン
・王冠オスクロルが見えているのに、採用されているであろうアナザーまで思考が届いていない
主にこの辺りの事を考え、本当にやばいところをグレイルジャガーで撃ち抜かなければいけないのをデッキの本質とお相手の型から推測できるキャラの警戒を忘れ目の前に見えている事をを優先してしまった結果です。
優先しなければいけないのは「勝つ為の動き」であって、「お相手の展開を遅れさせる為の動き」ではなかったのですね。
それを怠り結果的に3ターン目に自分自身で自分にとどめを刺してました。
この試合での面白かった事は、自分自身でとどめを刺していることです。お相手の展開が早すぎたわけでも、トリガーが弱くて序盤の猛攻にやられたわけでも、手札事故してたわけでもありません。
勝ち筋自体、他のデッキとは根本的に違ったデッキなので運用の仕方や妨害の仕方も当然変わってくるのですが、上記の2つの出来事は現状ソアラというデッキでしか起こりえないと思います。特にスーパードローのタイプはどちらかといえば嫌われているデッキタイプなのは知っていますが、今回の事のようにとても奥深い所にもソアラの面白さがあります。
(まぁ、テンポよくぶん回されると手も足も出せない事もあるのでそれは相手してて楽しくはないでしょうけどね。)